挑戦者 おっさん     

おっさんがお絵描きを始めたようです。

親父の料理

子供の頃、母がパートや何かで土日の昼いない時に父がよく料理を作ってくれました。と言っても『ザ・男の料理』と言うヤツで、一品を大量に作って「おかわりあるからな!」という感じのモノでした。とは言えまだ昭和まっ盛りのあの時代に、父親が料理を定期的に作ってくれるというのは周りでもあまり聞く話では無かったので、いま思えば大変有難い事だったのだなぁ、と。

と言う訳で…では無く、今回は只おっさんを描こうと思っただけだったのですが、おっさんに何させてる絵を描こうかな?と考えて、料理させてみるかなーと思った時ふとあの頃の思い出が甦ってきたので、そのシチュエーションの絵となりました。

 

お父さん、天才や!


親父の定番料理の一つが『お好み焼き』だったのですが、フライパン片手にポーンと宙でひっくり返すその瞬間は、姉と2人揃って上記のように「天才やーっ!!」と喜んで声を上げたりしたものです。普段そんな風に父を褒めるような言葉を発さない子供やったもんで、この時の親父は大変ご満悦な表情を浮かべてた様に記憶しとります。

因みに、あの頃の親父の年齢を越えたおっさんになった小生は、現在料理をする事は殆どありませーん。
まだ結婚前の頃、カミさんが風邪ひいた時にうどん位やったら食べれるかな?と作ってあげた事があったのですが……激マズだったそうで!以降、小生が人に食べさせる料理をする事は無いのデス。
独身時代にちょいちょい自炊してましたが、味音痴な小生が「食えたらエエ」の精神で作ってた料理は、人様が食べれるモノでは無かったようデスね!